本日は出来ない修理のお話です。 厳かに持って来られて、さらっとお願いされる時があるのですが、
そういう時は経験的に「何かある」と思ってしまいます。
今回はこの時計、(画像はヤフーより拝借しましたが)
ロシア製 船舶時計 NOAET マリンクロノメーター
「これをなおせますか」
との事。みれば古そうな箱型時計。
「時計がついていれば直せる」と思われているのかもしれませんが、
一度も触った類が無いのでほぼ無理です。
ロシア語表記のジャイロスコープ付きで難しいと推測。
「壊すわけでは無いのですが、壊れても文句言われないのでしたら、やってみます」
と伝えましたが、
「100万したから、ならいい」との事。
憐憫の情で無理に頑張ろうと思わなくてよかったと思いましたよ。
珍品は、買われた所で修理を聞かれた方が宜しいと思います。
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