白山眼鏡の修理
- 岩手時計店・店主
- 7月14日
- 読了時間: 2分
更新日:5 日前
先月になりますが、割と大柄の男性が入店してきました。
「眼鏡を直してほしい…」とのこと。
時計修理の相談は賜るのですが、
眼鏡の修理相談は珍しいです。
メガネ修理は、
〇×▲眼鏡店に相談するのが一般的で、
当店でも眼鏡修理は賜りますが、
時計店を名乗る当店に、
よくピンポイントで
眼鏡修理に来られたなと思いました。
聞けば「白山眼鏡の曲がりを直してほしい。」
とのこと。型直しです。
聞けばネット購入した度の無い伊達メガネ。
セルフレームですが、丁番はガッチリした金属。
さすがに、こういうのはちょっと難しいです。
取引先に修理相談をした所、
「1万は越える」との事で、
いつもより割高な修理費。
「今回はお値段がしますし、当店では白山眼鏡の取引はしてませんので、
自ら白山眼鏡に修理依頼で送付されてみるのはどうですか」と、ご提案しました。
お客様もご納得され、
ここで解決・・したと思ったのですが、
2週間後にお客様が来店。
「白山眼鏡に送ったら修理できないとの事で返却された。1万越えてもいいから型直ししてほしい」とのこと。
販売会社がさじを投げる程ですから、
無理だろうと思いましたが、
お時間大分かかりましたが、
何とか直しました。
耳の曲がる位置も少し後ろに下げて、
横幅も広げておきました。
お客様が、この眼鏡を掛けた時に、
「ストン」と自然に収まり、
笑顔になられたのを見た時に、
ああよかったな。と思いました。

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