先日、テレビで笠井信輔さんを、お見かけしました。
癌が寛解したとの発表でしたので、
「生きる力」という本を購読してみました。
そこには、癌と戦う厳しさを切々と書いておりました。
抗がん剤による肉体的ダメージが大きく、 また苦痛から精神的にいらついて看護婦さんに当たり散らした事もある話や、
ジャーナリストとして、他人が隠したい事もニュースにしてきたので、 自分の情報だけ隠す事は出来ないと、闘病姿をオープンにしたとの事でした。
闘病中にSNSを初め、励まされる事もあったり炎上したりと大変だったそうですが、 やはり同じ境遇の方からSNSで励まされた事が大きかったそうです。
病昭和気質の人間で、自分は模範だろ。という感覚で家族と接していたのですが、
悪性リンパ腫になり家族で一番弱い立場になったのですが、
その時に分かった事が沢山あったとの事でした。
奥さんから、あなたが一番変わった。と言われた件は、印象深いです。
病気になり家族の中で一番弱い立場になり、
周りの人の意見を素直に聞き入れる様になれたのは、大きかったとの事。
笠井さんも、今回の闘病での良い点を挙げたのは、 病気になって自分が変わったという事をあげてました。
40過ぎれば、よっぽどの事が無い限り、考え方は変わらないものです。 考え方を真逆に変える大切さは分かりますが、難しいのですね。
身近な親戚に、癌はいませんでしたが、いつの日か読んでみたいと思っておりました。
闘病を少しでも理解出来て良かったと思います。
多くの方の寛解をいのりつつ。
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