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自分で電池交換

岩手時計店・店主

更新日:2024年6月22日

先日電池交換のお客様が来店されました。

お預かりの際、時計の裏蓋が開いておりました。


「どうされましたか?」とお伺いしたところ、


「落とした時に外れた」との事。


時計は落としたりぶつけたりする事も有るので、

(裏ブタはなかなか外れない作りなのですが)


「まあそういうこともあるものか。」

と思いながら電池交換をしましたが、


お渡しの際に、「実は自分で交換されて、ふたを閉めれなかった」と話されました。


カミングアウトは最後ではなく、

お預けの際に言って頂きたいなと思いました。


裏ブタが閉まらないと無理やり力をかけてしまい蓋を曲げてしまいます。

そうすると蓋の形が変形して閉まらないのです。


最初から裏ブタが曲がった状況でお持ちになられても困ります。

自分でやって出来なかったときは、「最初に教えて頂きたい」と思いました。

(特段の事が無い限り批判しませんので)


最近の時計は20年前と比べ華奢な材質になり、

デザイン優先でメンテナンス無視の作りが多くなりました。

電池交換は難しくなったと感じておりますので、

ご無理はおススメしません。


youtubeでやっている人は、時計店の人だと思いますよ。

簡単に見えますが、慣れているから簡単そうに見えるだけかなと。


 
 
 

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