本日はSEIKOからくり時計を修理したお話です。
電話で「からくり時計を直せますか?」
との問い合わせが有りました。
「壊れ具合を見ないと何とも言えません。」
大方、止まっただけだろうと思っていたのですが、これが甘かった。
見せて頂くと、なんと落下させたとのこと。
ガラスは割れており、パーツは折れたりかけたり、ケースもひびが入っていたり。
壊れた時計は出来る限り直したいのですが、今回は断りたい案件です。
残っている部分もひびが入っているので、ネジを回すだけで欠けやすい状況。
「壊すわけではないのですが、修理の際にこれ以上壊れても構わないですか?」
との問いに「大丈夫」との事。
方々に連絡をして部品調達をし、
何とかある程度まで完成ににこぎつけました。
自分でも感動した瞬間は、アミューズが動き出した瞬間です。
今回は大分ハードルが高かったのですが、 なんとか出来あがって良かったと思いました。
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