本日はホールクロックの修理のお話です。
「ホールクロック直して下さい」と年配者の声。
何度かお直しした事のあるご方でした。
後日伺いますとお母様ではなく息子さんが対応してくれました。
時計を見ると、
「思いっきり上まで」オモリを持ち上げ、
鎖を内部に入れてしまった様子です。
これは時間のかかる修理ですので、
本日は諦めました。
こちらのお母さまには、
「一番上まで持ち上げないでくださいね。7割程でストップ。」
を3回ほど言ったのですが‥‥
やはり90歳前後の方には、説明は難しいのだなと勉強しました。
後日伺い、鎖をほぐしたのですが、なんと部品も破損してました。
振り子をひっかける部品です。
その部品を預かり、時計の写真を撮ってお店に戻りました。
一年のうち一回使うか分からない輸入時計総合カタログ88年が役に立ちました。
盛岡タウンページ10冊分より厚くて毎年処分しようか悩んでいたのですが、 やはり役に立つものです。
イタリアのホールクロックで輸入代理店がマルマン。
マルマンプロダクツのHPはあるのですが更新はされてません。
googleストリートビューアーで住所を見てみると違う工場が。 どうやら存在しないようです。
同じマルマンロゴ会社を見つけ、電話をかけて伺ったところ、
やはりなくなったとの事でした。(ここで事実上詰んだのですが‥)
諦めようと思いましたが、何度か伺った人なので、
相当相当相当…骨を折りましたが、
ほぼ同じ部品を見つけましたよ。。。。。。
後日、これをもって調整してきたいと思います。
(ダメだった時はごめんなさい)
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